やる夫フューラーの中の人の話

おもしろいことを言っておられました。やる夫フューラースレの412くらいからの話です。

以下、編集して転載させていただきました。あえてタイトルをつけるのなら「遅筆作家のタイプ分け」
作家とか漫画家とかいう人種は
締め切り前くらいの切羽詰った状況にならないと
創作のエンジンがかからないのではないかと
思われるフシがある。

まぁ、自分も創る側の人間だし実際そういう仕事もしましたが
電波というか、面白い発想というのは
無為な時間をすごせばすごすほどイイのが出るんですよ。
作家は締め切り前ギリギリまでそれをやってる。

だから作家にとって締め切りとかいうのは
その電波チャージを止めるきっかけにすぎない。
締め切りを守れる作家は、
電波を紙の上で形にする作業時間の見積もりができて
自主的に電波チャージを止めるスケジュールを組める人。

でもね、電波チャージの時間と溜まる量は正比例しないんですよ。
1日かけて1たまるとしたら、1週間かければ7たまるけど
1ヶ月かけても30たまらない 1年でも365じゃない。

だから富樫は何ヶ月も電波チャージしてるけど
その実、1ヶ月程度しかたまってないはずです。
発想は、創作することを止めると鈍るのです。

んでもって彼の場合、それが常習化してるから
たぶん死ぬまでチャージ期間と量が
燃費悪くなっていく一方だよ。
回復(改心)はおそらく無理だね。

まぁ「目に余る」のは富樫だけじゃないですかね。
あとは田中と佐藤。
こいつら読者に対する誠意が根っこのほうで存在してないので
お話にならん。

「無為な時間」ってのは人それぞれなんですよね~。
富樫ならゲーム、三浦ならアイマス。

遅筆な作家(それほど遅くなくともなかなか話が先に進まない作家含む)
には3つのタイプがあると思います。

・三浦(つめこみすぎ)
・富樫(さぼりすぎ)
・佐藤(なげだしすぎ)

「三浦」
一言でいうと「アイデア過剰」、やりたいことを一作品に詰め込みすぎ。
テーマもメソッドも2、3作品分のボリュームを盛り込んで、描ききるのに時間がかかってるタイプ。
自分の中でなにかライフワーク的な、ムアコックのエターナルチャンピオンみたいな世界観を持ってることが多い。
(学生時代にノートに書いた世界観が発端だったりすることもある)
途中で死ぬこともありうる。
代表的作家は三浦、木城、栗本、萩原、永野

「富樫」
電波チャージの期間がどんどん延びてるタイプ。
才能が枯渇してるとも言う。
それでもモノを作り出す技術はあるんでほっときゃいいものを作るんだけど、
いいかげんファンのほうから「見捨てられる」という危機感を与えないと更正はしない。
開き直る確率が妙に高い。
代表的作家は富樫、火浦、森岡

「佐藤」
>>1的にはもっともタチが悪いと考えるタイプ。
この人たちは、そもそも作品を書き上げる気がない。
まず彼らは、「書きたいシチュエーション」や「書きたい世界」が浮かぶ。
それを書いてしまうと、もう満足してしまい、創作意欲を失う。
困ったのだと、インタビューでコンセプトを語ってそれで満足して筆が遅くなるやつもいる。
そのわりに思うところはいっぱいあるらしく、作品内外で持論の展開をすることが多い。
そしてそれが作家の持ち味になってることもあり賛否両論。
代表的作家は佐藤、田中

たぶん佐藤は「補給のしっかりした日本軍」が書きたくて
田中は「独立ザイオン万歳」とか「キリスト教は邪教だ」とか
叫んでみたかっただけなんだよね、きっと。

>じゃあ、手塚とか鳥山、尾田はどういう電波チャージを…
その人たちは、作画とかのスキルが高くて作業時間を短く出来るので
人より電波チャージの時間を多めにとれるのと、
創作を商売と割り切ってループや二番煎じや王道路線の再生産で
ほいほい量産してるんじゃないかなーって思う(もちろんそれは才能)

この1さんとは、一回とことんまで話し合ってみたいです。
スレの進行がむちゃくちゃ早いので暇なときしか読めないのが悲しいですね。今回はとても運がよかったです。

自分が何型かを考えるのは、悲しいだけなのでやめておきますw


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コメント

庭上げP #-

No title

わかります!普段はやる気がおきませんが、今日は出すぞって時、徹夜もむしろ気持ちがいい。しめきり効果だったんですね。

電波チャージも納得です!明日UP予定なのに、ひらめいた!ということがかなりあります。だた、今回1ヶ月近く休みましたが、1週間より、全然ネタが溜まらないのにびっくりしました。

最近、御大と言いたくなくなってきたんですがwRSBCの短編がやけにおもしろい。でも、なんで本編はこんなに投げ出すんだろうと。ようやくわかりました。悲しいですが・・・。
この話はとてもすばらしいです。いろいろと開眼しました。ありがとうございます!

2009年08月02日(日) 01時05分 | URL | 編集

腰痛 #-

>庭上げP

>わかります!普段はやる気がおきませんが、今日は出すぞって時、徹夜もむしろ気持ちがいい。しめきり効果だったんですね。
 ありますよねえw 締切から逆算してこの時間までにこれをやってと考えだすと脳内麻薬がだくだく出てきます。あと、徹夜してると俺は頑張ってるなあというナルシスト的な気持ちよさもあったりw

>電波チャージも納得です!明日UP予定なのに、ひらめいた!ということがかなりあります。だた、今回1ヶ月近く休みましたが、1週間より、全然ネタが溜まらないのにびっくりしました。
 うp予定前日のナイスアイデアの閃き率は異常です。庭上げPの言われるように、長く休みをとってもネタの蓄積量は期間に比例しないんですよね。
それで長い休みの分、自分でハードルを上げてしまって身動きがとれなくなる新人Pもいるんじゃないかと思います。動画三本くらいで消えるPはそういう状況なんじゃないかなと思いました。

>最近、御大と言いたくなくなってきたんですがwRSBCの短編がやけにおもしろい。でも、なんで本編はこんなに投げ出すんだろうと。ようやくわかりました。悲しいですが・・・。
 短編は、まとまっていてしかもおもしろいネタを料理していたりするんですよね!RSBCはおいしいエピソードの細切れ短編でいいので書いてくれないですかねえ。皇国の守護者は、最新刊でまとまっているのでもういいですw

>この話はとてもすばらしいです。いろいろと開眼しました。ありがとうございます!
 それだけ喜んでいただけたのなら、転載させていただいたかいがあったというものです。庭上げPも薄々気づいておられたことでしょうけど、こうやって文章にまとめられると新たに発見することがありますよね。

2009年08月02日(日) 01時16分 | URL | 編集

ケントゥリオ #-

No title

耳が痛い話です。

程度の違いはありますがチャージ時間という話にとても納得です。
アイデアの閃きというのもダラダラ過ごしてる時はまったく出ないのに仕事中にふと突然出てきたりと、正しく創作における”電波”なんですね。

腰痛Pの言う新人P達の状況にも同意です。
長く休んでるとその分、面白い!と思われるものを作らないといけないプレッシャーがでてきますね。

あと>>1氏の御大達の分析ですがこれはすごいですね。
どれも納得。
富樫先生のにフく。

確かに佐藤先生や田中先生の作品やらはある一点のところまでとても面白く書き込んでてそこを過ぎるとあとは河が流れるがごとく書き滑ってる気がします。

ついでに個人の思想とか駄々漏れ。
例に出せばやっぱりアルス(ry

佐藤先生、田中先生のタイプは個人的に二次創作をしてる人でも多いと思います。
~のキャラがこんな活躍してるところが書いてみたいとか何とかで。

2009年08月02日(日) 15時49分 | URL | 編集

腰痛 #-

>ケントゥリオP

>耳が痛い話です。
 ほんと耳が痛くて笑ってしまいましたw もう笑うしかないという……。

>アイデアの閃きというのもダラダラ過ごしてる時はまったく出ないのに仕事中にふと突然出てきたりと、正しく創作における”電波”なんですね。
 ちょっとシャワーを浴びてリラックスした時にパッと閃いたりとか。逆にうんうん唸っているときにはまたく浮かばなかったりします。ケントゥリオPの言われるとおり”電波”ですね。

>ついでに個人の思想とか駄々漏れ。
例に出せばやっぱりアルス(ry
 ですよねーw あと創竜(ry

>佐藤先生、田中先生のタイプは個人的に二次創作をしてる人でも多いと思います。
~のキャラがこんな活躍してるところが書いてみたいとか何とかで。
 多そうですね。あんまり言うと自分に跳ね返ってくるので言えないですけどw



2009年08月02日(日) 16時01分 | URL | 編集

糸冬 #-

No title

ま、ちょっと意地悪な見方をするなら、こういう指摘が出来るのも、自分の過去作に追いかけられた経験がないからだと言えなくもないですね。

「フューラー」の次回作をどうされるのか観てみたい気がします。
もしその時、自分自身が過去に書いたものより面白いと思える作品が作れないとしたら、どうするのか。
我ながら意地悪な書き方ですが、我が身に置き換えてみると、なかなか胃の重い話です。

やる夫家康の人は、まったく自分の過去作に触れずに別ジャンルのやる夫を書いていました。
やる夫家康のネームバリューがあればどんな作品でも注目してもらえるだろうに、というのは読み手の感覚で、もしかしたら家康の出来と比べられたくないのかもしれません。

もちろん、プロとなってしまえばそうも言っていられないわけです。
佐藤大輔氏が豪屋大介を名乗ってみたのも、リセットがしたかったからかも。

そうでなくても、金を稼いで名声も得て嫁さんももらって家庭を築いてるのですから、今まで通り書かないからといって何を責められよう(笑

2009年08月02日(日) 22時38分 | URL | 編集

腰痛 #-

>糸冬P

>ま、ちょっと意地悪な見方をするなら、こういう指摘が出来るのも、自分の過去作に追いかけられた経験がないからだと言えなくもないですね。
 なるほど。そういう見方もできます。今回「は」おもしろかったよ!とかこのシリーズ「だけ」見続けてるよ!とかさらには、あれを作ってたらいいんだよなどと言われるとなかなかつらいものがありますものね。過去作より常におもしろいものを作れるのなら誰も苦労しないですし。

>「フューラー」の次回作をどうされるのか観てみたい気がします。
もしその時、自分自身が過去に書いたものより面白いと思える作品が作れないとしたら、どうするのか。
我ながら意地悪な書き方ですが、我が身に置き換えてみると、なかなか胃の重い話です。
 自分はなんのために作品を創るのかという問題に突き当たりますね。プロなら飯のためだと割り切ることも可能かもしれませんが。

>やる夫家康のネームバリューがあればどんな作品でも注目してもらえるだろうに、というのは読み手の感覚で、もしかしたら家康の出来と比べられたくないのかもしれません。
 なるほど。悪意はなくとも、何かにつけやる夫家康を引き合いに出されますものね。「○○は終わった」と言いたがる人はどんな業界にもいますから。

>そうでなくても、金を稼いで名声も得て嫁さんももらって家庭を築いてるのですから、今まで通り書かないからといって何を責められよう(笑
 こんなこと言うとあれですが、そこそこのものを書いたら売れてしまいますものね。なんで身を削り精神病んでまでハードルの上がりまくった傑作の続きを書かないといけないのかと考えてしまってもおかしくはないですから。あ、もちろん実際にそう思っているかは知りませんが。

2009年08月02日(日) 23時18分 | URL | 編集

runa #-

No title

ぜひ高畑京一郎も1番にいれてください・・

2009年08月03日(月) 15時07分 | URL | 編集

腰痛 #-

> runaさん

H2Oの四巻はもう読めないんでしょうかね……。

2009年08月03日(月) 18時49分 | URL | 編集


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