『神武不殺の剣戟士 アクノススメ 』感想

神武不殺の剣戟士 アクノススメ (ファミ通文庫)
神武不殺の剣戟士 アクノススメ (ファミ通文庫)
西南戦争で警視庁抜刀隊が活躍したため廃刀令が撤回された別世界の日本が舞台。
その程度で帯刀が許されるようになるのでしょうか。いろいろ無理があるような……。

大正っぽい雰囲気なのにカードゲームが流行っていたりと妙に現代的で、学生に刀を持たせて剣術で戦わせるための舞台設定がうまく作られていないように思えました。

剣術の龍派はいろいろでてきますが、作者の方は剣術についてはそんなにくわしくないようでバトルの書き方が抽象的なのももったいないように感じました。

では、つまらなかったかというと、そのようなことはなく最後まで楽しく読めました。
キャラの設定が魅力的なんですね。そこを評価されて新人賞の特別賞を受賞したのだと思います。

うるさいガキを黙らせるために一緒に母親を探してやったなどとうそぶく自称悪人の主人公。
二天一流の使い手の美青年(でもオカマ)
常に台車に乗っている副生徒会長(居合い切りの達人)
などなど。
おかげで「ただの」天才剣士のヒロインがまったく目立ってなかったりしますが、まあ仕方がないですよね。

2巻で打ち切りのようですが、おもしろいキャラを作る才能のある方なので次の作品に期待したいと思います。


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