『カブキブ!』感想

カブキブ!  1 (角川文庫)
タイトルどおり、高校に歌舞伎部を作って歌舞伎を演じてしまうという話です。

まずは部員を集めないといけないわけですが、候補が演劇部の王子(ただし女子)やら日舞の名取(でも体はごつい)と個性的でキャラが立っているのがよかったです。

登場人物はいい人ばかりですが、梨園の御曹司だけは「高校生のごっこ遊びで歌舞伎を馬鹿にするな!」と主人公に敵対的で、みながみな主人公に好意的でないのもいいですね。周りの人間全てが主人公を賞賛することほどしらける話もありませんから。

ただ歌舞伎を高校でやりたいというだけでなく、歌舞伎のおもしろさを同年代にわかってほしい。そのためにはどうすればよいだろうかと考える主人公には好感をもてます。

歌舞伎のうんちくもそれなりにあるのですが、作者の説明がうまく文章のテンポがよいためすらすら読めました。
これはおすすめです!
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