『式の前日』感想

式の前日 (フラワーコミックス)
式の前日 (フラワーコミックス)
発売されるや各所で絶賛。発売後三日で増刷された泣ける短編集。
大切な人との別れがテーマとなっています。
泣けると帯に書かれていますが、心をえぐるような話でなく
読後感の明るい短編ばかりです。
多少ネタバレ的なことも書きますので注意。





表題作の『式の前日』と次の『あずさ2号で再会』は傑作。
自分はこの2作を読んで期待しすぎてしまいました。
あとの4作はよく描けたいい話ではありますが、最初の2作からは大きく落ちます。

『式の前日』と『あずさ2号で再会』には、良い話にプラスアルファとなるひねりがありました。
そのプラスアルファが凡百の泣けるちょっといい話漫画と一線を画す味付けとなっていたのに
3作目以降には、ひねりがない。普通のいい話なんですね。

『式の前日』と『あずさ2号で再会』を読んで次はどんな話がくるかと思っていたら
3作目の『モノクロ兄弟』は普通。
4作目の『夢見るかかし』は、オチが見え見えでしかも前後編で無駄に長い。
『モノクロ兄弟』をトップバッターに持ってきて
『あずさ2号で再会』を最後から2番目にしたら
印象も変わったと思います。

期待のしすぎでもったいないことをしましたが
最初の2作は絶対読むべき作品です。
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