『アルオスメンテ』感想

アルオスメンテ(1) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
アルオスメンテ(1) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
愚者、魔術師、女教皇、女帝、皇帝、教皇、恋人、戦車、正義、隠者。全てを正確に配置すること。それは、賢者の夢(アルオスメンテ)に告げられし、たったひとつの試練――。

主人公は、神託(予知の一種)を受けることのできる一族の末裔。自分の仕える幼い皇帝に、近従の誰かが殺意を抱いていることを察知する。察知はしたものの、神託はおぼろげな夢ではっきりしたものではない。
そこで、夢の中の賢者から智恵を授かるため賢者の夢(アルオスメンテ)の儀式を試す。
夢の賢者は告げる。真実を暴きたければ10枚のタロットカードそれぞれにふさわしい人物を当てはめよ、と。

主人公が何をしなければならないかわかっている分、前作の『オリンポス』よりとっつきやすくなっています。
一巻の段階ではお話の設定が明らかにされただけ。なんせ登場人物が十人もいないのです。
舞台となる国は、一見、平和そうなんですが、過去にいろいろあったようです。主人公の試練にどう関わってくるのか、これからの展開が楽しみですね。

タロットカードの配役を決定するために主人公は周りの人間を観察しなければならず、そこでいろいろドラマが生まれそうです。人間関係の妙で読ませる手法はいかにも少女漫画っぽいですね。人について調べていくことがそのまま主人公の目的につながるという設定は、よくできていると思いました。
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