『僕は友達が少ない』感想

僕は友達が少ない (MF文庫J)
僕は友達が少ない (MF文庫J)
東北地方太平洋沖地震の影響でネットでは悲観論が渦巻いていますね。自分は弱いのでどうしても極端な意見に引きずられてしまいます。鬱にならないようにするには、本を読むに限ります。それもなるべく楽しい本を。

というわけで、買ってきました『僕は友達が少ない』。略して『はがない』。
タイトルは友達が少ないとなっていますが、実際には友達が「いない」主人公。
友達を作る部活動を開始します。その名も「隣人部」。
その隣人部に残念な美少女がどんどこ入部してくるわけですね。

ちょっと変わった部活動というテーマはラノベで使い古された感があります。
既存のライトノベルと何が違うのかというと、味付けと配置が絶妙なキャラが違うといえるでしょう。
特に、「我が真名(マナ)はレイシス・ヴィ・フェリシティ・煌(すめらぎ)……偉大なる夜の血族の真祖なり……」という設定(もちろん自称)の中二病の妹がいいですね。テンパると「あんちゃーん」と主人公に泣きついて九州弁になるのがよい。妹属性がないのにちょっとゆらいでしまいました。おそらく来年にはアニメ化するでしょう。アニメになったらレイシス(ryは人気が出ると思います。

あえて難を言えば、キャラ小説に特化して文章が極限までそぎ落とされているため、どの場面もするっと読めてしまうことでしょうか。山場の描写をもうちょっと厚くしてもよいと思いますが、これはおっさんの考え方なんでしょうね。

帯のシリーズ累計120万部も納得のおもしろさ。アニメになればあっという間に300万部は、いきそうです。
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